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まつしま病院のこだわり

まつしま病院はこんな病院を目指しています

定款

まつしま病院の玄関の定礎には「太陽のような明るく光り輝く健康がふりそそぎますよう」という文字が刻まれています。
法人名は「向日葵(ひまわり)会」です。そして「子宮と地球にやさしい病院」が目標です。

子宮に象徴される女性、そして女性が産み育むこどもたちが「ひまわり」のように元気で安全に生きていけるようなお手伝いがしたい。また、わたしたちの生きている地球という環境・社会にもやさしい生き方ができるよう一緒に考えていきたい。 わたしたちが健康に生活できるためには、からだ(臓器)だけでなくこころ(きもち・精神)の元気も大切です。薬や手術で病気を治す方法に頼るだけでなく、まつしま病院は自分で元気を取り戻す方法を一緒に考えたり、病気と上手に付き合っていけるよう情報を伝えたり、健康の基本を見直してもらう機会を作ったりする場であってほしいと思っています。

産婦人科、小児科、心療内科、カウンセリング、さまざまな相談業務を通してすべてのスタッフがそのお手伝いをしたいと考えています。
わたしたちはこう考えます・・・


病気になったら

誰にとっても「病気」「異常」を受け入れることは難しい。診断の結果によっては「どうしてわたしだけが!」という思いで落ち込み、悲観し、怒りを覚える。でも「自分の身に起きたことを受け入れ、病気に向き合える自分になる」ことが回復への第一歩。わたしたちはその過程が大切だと考えます。医師だけでなく、カウンセラー、看護師、助産師、栄養士、鍼灸師など、力になれるスタッフがお手伝いできます。前向きに解決への道のりを考えられるような診療、相談、情報提供を心がけています。

自分が健康を取り戻すために、病院は「医者の言われたとおりにしていれば悪いところを治してくれるところ」と思っていませんか。治してもらうところではなく、病院は元気な自分に戻るため、自分が主人公となって医療をどう利用するか考えられる場なのです。

食事と運動

食事(何を食べるか、どんな食べ方をするのか)、運動(からだを動かすとからだの声が聞こえる)と健康は強く関係しています。薬や注射だけに頼らない日常生活の積み重ねの中に大事な健康の基本があることを知ってほしいのです。希望があれば、外来では管理栄養士による栄養相談を受けることができます。一般論にこだわらない、個人個人にあった食事のとり方をすぐ実行できるよう具体的な提案ができます。

ヨガ、マタニティビクスでからだをほぐし、からだの声を聞き、からだを動かすことは、こんなに気持ちがよいことなんだと実感できます。

お産と育児

出産を自分の健康を考えるきっかけと捉え、自分のからだを自分の力で元気に保てることに気づけるような健診や相談を担っていきたい。お産はからだの自然な営み、自分の力で「産んだ」という感動・達成感は何にもまして自分への信頼と自信を高める力を生み出す。そして「育児」を担う責任感と覚悟も生まれる。そんな出産に一緒にかかわっていきたい。

子育ては自分のもっとも思い通りにならないことです。自分の時間がまったくなくなるし、心身ともに大変なことも多い。意思の通じない相手と一日中一緒にいると煮詰まってしまいます。気楽に相談できたり、仲間と話したり助け合ったりできると気持ちが楽になり、ゆとりを持つことができ、自分を取り戻せます。情報も力になります。

親と子のサロン、おっぱい外来で話を聞いてもらったり、鍼灸治療を受けながら話を聞いてもらうこともリフレッシュの機会になります。

健康とこころ

心の健康はパートナーや家族や自分の周りの人との関係が大きく影響しています。心が元気でないとき、信頼できる人に話を聞いてもらうと問題が見えて、解決の糸口が得られ、心の健康を取り戻すきっかけになります。問題整理には女性専門のカウンセラーがいます。また、心療内科で治療を受けることもできます。

≫心のケアについて詳しくご紹介しています


まつしま病院はこんなことにこだわって、利用してくださる方々の「元気」のお手伝いをしていきたいと思っています。病院の玄関を出るとき元気と安心があなたの中に広がることがスタッフみんなの想いなのです。

お産のこだわり

昭和30年頃までは、自宅でお産をする人がほとんどでした。今は、9割以上の人が病院や診療所などの医療機関でお産をしています。お産は安全になりそれまで救えなかった母子の命も救えるようになったといわれます。その反面、「より安全に、より楽に」なるためにという理由で薬や医療の介入が増えてきました。できるだけ標準に近づけるという考え方にもなったと感じます。体格や性格、考え方が人それぞれ違うように、お産も一人一人本当に違います。「思ったより早く進みすぎて、お産を味わう暇もなかった」という人もいれば、「わたしより後に入院した人が次々と産まれて、わたしだけずっと産まれないのではないかと思った」と話してくれた人もいます。まつしま病院ではおなかの赤ちゃんが元気で、お産の経過を順調に進めることを邪魔する問題が存在しなければ、産む人のペースを大事にしたお産を病院という特徴をいかして医師と助産師が協力しお手伝いしています。


病院でお産をするとはいっても、赤ちゃんが育つのは産む人の子宮の中であり、お産をするのもみなさんです。健診や検査だけをしていても、安全で満足できるお産という訳にはいきません。情報を集めたり胎内環境を整えたり、自分の体調をコントロールして妊娠中を過ごし、お産や育児に向けてのからだや心づくりが必要です。健診はもちろんヨーガやビクス、安産お灸クラス、リフレクソロジー、栄養相談、出産準備クラス、助産師外来などを実施して、みなさんが自分に合わせて利用し情報を得たり体力づくりをしたり、不安を解消したりできるようにしています。


妊娠や出産をきっかけに、自分のからだのことや普段の生活(食事・運動・睡眠など)に目を向けてみましょう。食べるものを選ぶ、ゆっくりごはんを食べる、からだを動かす、睡眠時間を確保するなど、大事だけれど日々の忙しさで後回しになっていることもよくあるようです。健康なからだづくりはお産にたいせつな要素です。 お産のときは”家族がそばにいてほしい”、”好きな音楽を聴きながら過ごしたい”、”好きな格好で産んでみたい”など、いろいろな希望をもっていらっしゃることでしょう。自分らしく自分を活かしたお産について、どうぞたくさん考え話し合ってください。実現できるようわたしたちもお手伝いします。 一方で、妊娠・出産は、自分の努力や意思ではどうにもできない多くのことと出会います。たとえば、生まれてくるこどもの性別や体重、生まれる日や時間、お産にかかる時間など。また、思いもよらず帝王切開になることもあります。その思い通りにならなかったことを自分なりの方法で乗り越える力を持っていることを確認する時期でもあります。結果は自分の期待とは違ったけれど、それを乗り越えたという体験はその後の子育てや新しい家族づくりの大きな力になります。考えたり、実行してみたことはどんなこともその後の力となって自分を助けてくれます。

食のこだわり

食事は治療の一環と考えています。健康維持や生活習慣病予防には食事が大きく関わっているからです。
質の良い食品を、バランス良く摂る事が、わたしたちのより良いからだをつくります。
勿論、産後のからだの回復や、母乳の質もよくなり健康な心とからだを保つと考えています。

以前から食事に関心をもっていた方も今までは特に興味がなかった方も当院での食事を通して食生活を見直すきっかけにしていただき自宅に帰ってからも是非参考にしてもらいたいと思います。
正しい食事を次の世代を担うこどもたちにも伝えていってほしいと願っています。


「暴力被害と女性の健康」に関連する考え方と取り組み

わたしたちがドメスティック・バイオレンス(DV)やこどもへの虐待の問題に取り組むのは、女性とこどもの健康を考える上では、暴力による身体的・精神的な健康被害はとても深刻な問題だと考えるからです。親密な人からふるわれる日常的な暴力は、身体的にも精神的にもダメージが大きくなります。周りには見えにくい暴力は助けも求め難く、なかには「殴られて当然」と暴力行為を正当化する心理状態になる場合も少なくありません。
長い間暴力環境にさらされていると「自分を大切にする感覚」が麻痺し、日常生活や社会生活を送る上で安全な判断や行動がとれなくなってしまったり、心やからだが病んでしまいます。さらに、暴力は新たな暴力(「暴力連鎖」)を生み、被害を広げていきます。DVが深刻な問題なのは、直接暴力を受けている女性(親)への被害だけでなく、こどもの心理的発達への影響も大きいからです。
わたしたちの暮らしが暴力公害による健康被害にさらされているといっても過言ではありません。


まつしま病院は次のような取り組みをしています。

  • 被害後の婦人科診療を行い、要望に応じて診断証明書を発行します。
  • 被害を受けた人から援助を求められたときには、一緒に最善の方法を考えます。
  • 時には差し迫った問題に対処できるような情報を提供したり、ご本人が必要とするときは他の協力機関と連携をとったり繋げたりしています。
他にも、DV問診票や院内ポスターを利用して「暴力」について考えています。


「健康」と向き合うということは、すなわち「自分らしく生きる権利(人権)」と向き合うことにもつながっているとわたしたちは考えています。

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